記事一覧
天体望遠鏡の倍率計算と惑星別の適正値早見表
天体望遠鏡の倍率計算と惑星別の適正値早見表
望遠鏡の倍率を「なんとなく」で選んでいると、せっかくの口径を活かしきれません。倍率は対物焦点距離(mm)÷接眼焦点距離(mm)で決まり、接眼レンズやバーローレンズの組み合わせで見え方を細かく調整できます。
愛媛県の天文観測スポット10選|久万高原から佐田岬まで
愛媛県の天文観測スポット10選|久万高原から佐田岬まで
愛媛県で星空を見たいなら、まず候補に入れるべきなのは山岳部の高地と海岸線です。県西部の石鎚山や四国カルスト、海側の佐田岬や下灘駅まで視野に入れると、標高差と抜けのよさを生かして、肉眼でも写真でも狙いどころがはっきりします。
M105 銀河の見つけ方と観測ガイド|しし座の楕円銀河
M105 銀河の見つけ方と観測ガイド|しし座の楕円銀河
M105(NGC 3379)は、しし座の春空で落ち着いた存在感を放つ楕円銀河です。視等級約9.3、視直径5.4×4.8分角という数字だけ見ると地味に思えるかもしれませんが、口径10cmで中心部、口径20cmで周辺ハロー、口径30cm以上で近隣のNGC 3384NGC 3389まで同視野に入るので、
星空スポットの暗さを等級とマップで見極める
星空スポットの暗さを等級とマップで見極める
夜空の暗さを比べるときは、感覚だけで判断しないことが近道です。ボートルスケールSQM肉眼極限等級環境省の夜空の明るさを押さえると、観察地の明るさを同じ物差しで見られるようになります。遠征前に地図と実測値を照らし合わせれば、天の川が見えるか、どこまで星が抜けるかをかなり具体的に見積もれます。
土星の方角を見つける方法 2026年の動きと観測時期
土星の方角を見つける方法 2026年の動きと観測時期
プラネタリウム勤務時代、来館者から今夜の土星はどこ?と聞かれることは季節を問わず多くありました。そこで痛感したのが、初心者が最初につまずくのは見つけ方そのものより、時期によって方角が変わるという前提です。土星は2026年に大きく動き、夕方の西空から明け方の東空、そして夜通し見える配置へと姿を変えます。
惑星観測 木星・土星・火星の見つけ方と準備
惑星観測 木星・土星・火星の見つけ方と準備
木星・土星・火星は、同じ「惑星観測」でも今夜の狙い目がまったく違います。2025〜2026年は、まず木星を最優先に据え、望遠鏡がある夜は土星、火星は接近シーズンを逃さず狙う、という順番で考えると迷いません。 筆者も仕事帰りにベランダへ出て、街の明かりの中で木星を見つけたことが何度もあります。
惑星見頃カレンダー2026|月別・週別の狙い目
惑星見頃カレンダー2026|月別・週別の狙い目
2026年に日本で見やすい惑星を知りたいなら、月ごとの全体像と、今週末にそのまま使える観望プランをセットで押さえるのが最短です。筆者は年間60夜以上の観望会を回していますが、初心者が空振りせずに続けられるのは、月別のざっくり計画を立ててから週末ごとの実行に落とし込む流れでした。
星空観測の習慣化|週1ルーティンと記録術
星空観測の習慣化|週1ルーティンと記録術
星空観測は、特別な機材をそろえる前に、まず週1回の固定枠に候補日を添えるところから回り始めます。筆者も満月の夜に淡い星雲を狙って空振りし、月齢と薄明を甘く見ると計画そのものが崩れると身にしみて知ってから、この運用に変えて続けられるようになりました。
天体観測初心者の失敗と対処法|導入〜収納
天体観測初心者の失敗と対処法|導入〜収納
天体観測の失敗は、才能よりも順番で決まることが多いです。筆者が初心者向け観望会で何度も見てきた典型例の一つは、暗くなってから望遠鏡を組み始めて導入で迷子になるケースです。もう一つは、満月の夜に淡い星雲を探して「写真と違う」と肩を落とすケースでした。
惑星の見つけ方(肉眼)方角・高度・黄道のコツ
惑星の見つけ方(肉眼)方角・高度・黄道のコツ
夜空の惑星探しは、星座を全部知らなくても始められます。肉眼でまず狙うのは水星・金星・火星・木星・土星の5つで、天王星は暗い空と正確な位置把握が要る境界対象、海王星は双眼鏡以上が前提です。
天体観測を続けるコツ|今週からの5つの習慣
天体観測を続けるコツ|今週からの5つの習慣
星空が続かないのは、気合いが足りないからではありません。月明かりや天気、光害に左右される趣味だからこそ、必要なのは頑張りではなく「続けられる形」に組み直すことです。この記事は、天体観測を始めたばかりで、何を見ればいいのか迷い、数回で止まってしまった人に向けて書いています。
木星・土星の見頃と見え方 2025-2026
木星・土星の見頃と見え方 2025-2026
夜空でまず出会ってほしい惑星があるとしたら、筆者は木星と土星を挙げます。2025〜2026年は、木星が12月〜5月にひときわ明るく、土星は9月〜1月に観測の中心になりますが、土星の環はこの時期ならではの細い姿になります。