記事一覧
天体望遠鏡メーカー比較|ビクセン・セレストロン・スコープテック
天体望遠鏡メーカー比較|ビクセン・セレストロン・スコープテック
ビクセン、セレストロン、スコープテックは、天体望遠鏡の入門市場で真っ先に比較される3社である。ビクセンは架台を資産として育てる拡張性、セレストロンはスマホアプリで天体導入のつまずきを減らす省力化、スコープテックは子どもが自分で組み立てて操作できる完結性に振り切っている。
星空観察の持ち物と服装|赤いライト・防寒・椅子
星空観察の持ち物と服装|赤いライト・防寒・椅子
星空観察の持ち物は、あると便利な道具を並べる話ではなく、途中で帰りたくなる原因を先に潰す話である。プラネタリウム勤務時代に観望会で30分ほどで帰る人を何度も見てきたが、理由は星に飽きたからではなく、寒さと首の疲れ、そして手元の暗さだった。
望遠鏡アクセサリーの選び方|バロー・フィルター・天頂プリズム
望遠鏡アクセサリーの選び方|バロー・フィルター・天頂プリズム
バローレンズ、フィルター、天頂プリズムは、望遠鏡の見え味や使い勝手を変える定番アクセサリーですが、役割はそれぞれまったく異なります。バローレンズは倍率を上げ、フィルターは通す光を絞り、天頂プリズムは接眼部の向きを変えて観測姿勢を楽にします。
アステリズムとは|星の並び一覧と大三角の探し方
アステリズムとは|星の並び一覧と大三角の探し方
アステリズムは、星座とは別に天球上の星々を結んで見つけやすくした星の並びで、近代88星座がIAUの公認区分であるのに対し、南十字星と北斗七星を除けば非公認の存在です。
ダークマターとダークエネルギー|宇宙の果てと95%の謎
ダークマターとダークエネルギー|宇宙の果てと95%の謎
ダークマターとは、宇宙の質量の大半を占めながら光を出さず、銀河の回転や重力レンズのふるまいに姿を現す見えない成分である。ダークエネルギーは、1998年のIa型超新星観測以後に前面へ出てきた、空間の膨張を押し広げる成分です。
二重星観測の入門|小型望遠鏡で見る美しい色の星ペア
二重星観測の入門|小型望遠鏡で見る美しい色の星ペア
二重星は、2つの星が近接して並んで見える天体であり、重力で結びつく連星と、たまたま同じ方向に重なる見かけの二重星に分けられます。低倍率の小型屈折にアルビレオを入れたとき、金色と青の宝石のような2点が視野に飛び込んできて、星雲探しで感じていた物足りなさがすっと消えました。
天文薄明とは|星が見える時間と3つの薄明の違い
天文薄明とは|星が見える時間と3つの薄明の違い
薄明は、日没後や日の出前に太陽が地平線の下に沈んでいても、上層大気が光を散乱させるために空がまだ明るく見える時間帯である。太陽の伏角という暗さのものさしで市民薄明・航海薄明・天文薄明の3段階に分かれ、星空観測の本番は天文薄明が終わってから始まる。
自動導入望遠鏡とは|初心者が目的の天体を一発で導入
自動導入望遠鏡とは|初心者が目的の天体を一発で導入
自動導入望遠鏡は、見たい天体を指定すると鏡筒が自動で旋回し、視野に入れて追尾まで行う装置です。とはいえ、精度を決めるのはボタン操作そのものではなく、日時・場所・方位の入力と水平出し、そして基準星を視野中央に入れるアライメントで、ここが雑だと最初の夜につまずきます。
スマホ連動望遠鏡おすすめ|StarSenseとAZ-GTiの違い
スマホ連動望遠鏡おすすめ|StarSenseとAZ-GTiの違い
スマホ連動望遠鏡は、見つける仕組みと追い続ける仕組みで大きく2系統に分かれます。Celestron StarSense Explorerのようなプレートソルビング型は、スマホで撮った星空から鏡筒の向きを逆算して「どちらへ動かすか」を案内する方式で、LT 80AZが約3.9万円前後、
アルテミス計画とは?2026年再始動の月探査
アルテミス計画とは?2026年再始動の月探査
アルテミス計画は、2026年4月のアルテミスIIによって、半世紀近く遠ざかっていた有人月探査をふたたび現実のものにした計画である。4名を乗せて月を周回し、地球へ帰還したその飛行は、アポロ17号以来の月近傍有人飛行として記録を更新しました。
さそり座の見つけ方|アンタレスとS字の尾で探す夏の南天
さそり座の見つけ方|アンタレスとS字の尾で探す夏の南天
さそり座は、夏の南天でまず赤い1等星アンタレスを見つけ、そこから線をつないで形をたどる星座です。観望会で南の低空を指さして「あの赤いのがサソリの心臓ですよ」と伝えると、参加者の視線が一斉に同じ一点へ集まり、そこからS字の釣り針のような胴体がすっと浮かび上がります。
日本でオーロラは見える?条件と狙うタイミング
日本でオーロラは見える?条件と狙うタイミング
日本で見えるオーロラは、北の空にうっすら現れる低緯度オーロラであり、主な舞台は北海道です。肉眼では「気のせいか」と迷う薄さでも、カメラには赤い光がはっきり残り、北海道では2024年だけで8回前後の観測が重なりました。