観測スポット初心者向け肉眼, 双眼鏡

奥多摩湖 — 東京都内で最も暗い夜空に出会える身近な星空スポット

更新: editorial

概要

富士山と流星群と星空

奥多摩湖(小河内貯水池)は、東京都西多摩郡奥多摩町にある都内最大の人造湖です。
東京都心から最も近い本格的な星空スポットの一つとして、天体観測入門者に特におすすめの場所です。

都内でありながら標高約530m、周囲を山に囲まれた地形が市街地の光害を遮り、条件の良い夜には肉眼で天の川の存在を感じ取ることができます。

観測環境

奥多摩湖周辺の暗さは、都心と比較すれば格段に良いものの、本格的な天文スポットと比べると光害の影響は残ります。
ボートルスケールでクラス5程度で、1〜2等星の明るい星はくっきり見え、冬の澄んだ夜には天の川のうっすらとした帯も確認できます。

特に冬季は空気の透明度が高まり、最も観測条件が良くなります。湖面に映る星の光が幻想的な雰囲気を演出してくれます。

おすすめの観測ポイント

ダムサイトの展望台は駐車場から近く、南の空が開けているため惑星観測や冬の星座の観測に適しています。トイレも近くにあり利便性が高いです。

湖の奥にある峰谷橋付近は光害がさらに少なく、より暗い空が期待できます。ただし夜間は人通りが少ないため、安全面を考慮してグループでの訪問を推奨します。

アクセス

JR青梅線の奥多摩駅からバスで約15〜20分と、公共交通機関でのアクセスが可能な点が大きな強みです。
ただしバスの最終便は早いため、夜間観測の場合は車での訪問が現実的です。
圏央道の日の出ICから約50分、中央道の八王子ICからは約60分です。

観測のコツ

双眼鏡があると観測の幅が大きく広がります。
光害の影響で暗い天体は見えにくいですが、明るい星団(すばる、プレセペ星団など)や二重星は双眼鏡で十分に楽しめます。
湖畔は夜間に冷え込むため、季節を問わず1枚多く羽織れるものを用意してください。

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