大台ヶ原 — 日本百名山の山頂から望む紀伊山地の秘境で体感する極上の星空
概要

大台ヶ原は奈良県と三重県の県境に位置する、標高1695mの山岳地帯です。
日本百名山、日本百景、日本の秘境100選のすべてに選ばれており、国内有数の暗い空を持つ天体観測スポットとして知られています。
最高峰の日出ヶ岳(1695m)の展望台からは360度の視界が開け、紀伊半島の奥深い山々の上に広がる満天の星空を楽しめます。
観測環境
大台ヶ原の観測環境が優れている理由は、紀伊山地の奥深くに位置し、大阪・名古屋・和歌山といった大都市から十分に離れていることにあります。
ボートルスケールでクラス1に相当する暗さがあり、天の川の暗黒帯まで明瞭に見えます。
ただし大台ヶ原は日本有数の多雨地帯でもあり、年間降水量は4000mmを超えます。
晴天率が低いため、訪問のタイミングを天気予報と照らし合わせて慎重に選ぶ必要があります。
秋の高気圧に覆われた日がベストです。
おすすめの観測ポイント
大台ヶ原駐車場は広く整備されており、車を降りてすぐ観測に入れます。
ビジターセンターとトイレも近くにあります。
より暗い環境を求めるなら、駐車場から日出ヶ岳展望台までの遊歩道を歩くのも選択肢ですが、夜間の山道歩きは足元に十分注意してください。
アクセス
大台ヶ原ドライブウェイ(国道169号から分岐)で山頂駐車場まで車で行けます。
名阪国道の針ICから約2時間、近鉄橿原神宮前駅または大和八木駅から奈良交通バスも出ていますが、バスの最終便は夕方のため夜間観測には車が必須です。
ドライブウェイは4月下旬から11月下旬まで通行可能で、冬季は閉鎖されます。
観測のコツ
多雨地帯のため急な天候変化に備え、レインウェアは必ず持参してください。
標高が高く夜間は冷え込むため防寒着も必須です。
シカが多く出没するため、ドライブウェイの運転中は動物の飛び出しに注意してください。
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