観測スポット初心者向け肉眼

天城高原 — 伊豆半島の標高1000mで太平洋の水平線と星空を望む

更新: editorial

概要

千畳敷の雪山と岩稜

天城高原は静岡県伊豆市に位置する、伊豆半島の背骨にあたる天城山系の標高約1000mの高原です。
東京方面からのアクセスが比較的良く、太平洋側の温暖な気候と良好な星空環境を兼ね備えた観測スポットです。

天城越えのハイキングコースの起点でもあり、昼間はハイキング、夜は星空観測という楽しみ方ができます。

観測環境

伊豆半島の中央部という地理的特性上、南東方向は太平洋に面しており人工光源がありません。
海上の暗い空が地平線まで広がるため、南天の低い位置にある天体も観測しやすい利点があります。

一方で、北から北西方向には三島・沼津方面の光害がわずかに影響します。総合的にはボートルスケールでクラス3程度ですが、南の空に限れば格段に暗い条件が得られます。

冬季は太平洋側特有の晴天率の高さが魅力で、日本海側が雪雲に覆われている時でも伊豆では晴天が続くことが多く、安定した観測日和に恵まれます。

おすすめの観測ポイント

天城高原駐車場(天城縦走路入り口)は舗装された広い駐車場があり、車を降りてすぐ観測に入れます。南の空が大きく開けています。

アクセス

東名高速の沼津ICまたは新東名の長泉沼津ICから伊豆縦貫道・伊豆中央道を経由して約60分。途中の山道はカーブが多いため、夜間の運転には注意が必要です。

観測のコツ

伊豆半島は温暖な地域ですが、標高1000mの高原は冬季でも氷点下になります。
防寒対策は他の高原スポットと同様に必要です。
海からの湿った空気が上昇してくることがあるため、急な霧の発生にも注意してください。
撮影の場合は結露対策として、レンズヒーターがあると便利です。

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