久住高原 — くじゅう連山の麓に広がる九州随一の星空草原
概要
久住高原は大分県竹田市に広がる、くじゅう連山の南麓に位置する標高約800mの高原です。阿蘇くじゅう国立公園の一部として保護された広大な草原地帯で、九州で最も星空が美しい場所の一つとして天文ファンに愛されています。
観測環境
久住高原は九州の中央部、くじゅう連山の南側に位置しています。最寄りの大きな市街地である大分市や熊本市からは十分に離れており、人工光の影響が少ない環境が保たれています。
標高約800mの広大な草原は視界を遮るものがほとんどなく、南の空を中心に180度以上のパノラマが広がります。ボートルスケールでクラス2程度の暗さがあり、天の川が力強く見えます。
くじゅう連山のシルエットを背景に天の川が立ち上る光景は壮観で、九州を代表する星景スポットとして知られています。
おすすめの観測ポイント
久住高原のメインロード沿いにはいくつかの展望駐車場があり、それぞれ異なる方角の空が楽しめます。久住高原展望台は特に南の空が開けており、夏の天の川の撮影に最適です。
久住高原コテージに宿泊すれば、敷地内から人工光の少ない環境で心ゆくまで星空を楽しめます。露天風呂から星空を眺めるという贅沢な体験も可能です。
アクセス
大分自動車道の九重ICから車で約50〜60分。熊本方面からは阿蘇を経由してアクセスすることもできます。
観測のコツ
草原は放射冷却が強く、晴れた夜は急速に気温が下がります。夏でも夜間は15度以下になることがあるため、薄手のフリースやウインドブレーカーを持参してください。牧草地が広がるため、牧場の柵や私有地には立ち入らないよう注意が必要です。
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